みなさま、ご機嫌ヨーグルト
1月が既に折り返し地点に到達したという事実に震えます。
2026年はボーっとしていると一瞬で過ぎ去っていくかもしれません。
前回記事では昨年末の出来事をたこ焼き多めでお伝えしましたが、今回は今年の初めの出来事を簡単に綴っていきたいと思います。
と言っても、昨年一本目の記事で書いたことと大きくネタ被りするのですが…
毎年のことながら、自宅で年越しを迎えた後、のそのそとダウンジャケットを羽織って、深夜の寒空の下、王子の街に繰り出します。
目的地は初詣と、そして王子稲荷神社が主催する大晦日恒例の伝統行事・狐の行列祭りです。
ここまでは約1年前にも説明した通りです。
ただ、今年は驚くことに例年の1.5倍くらい(体感)の見物客が集まっており、なんと路上に密集した人の壁に阻まれて狐の行列が見えるポジションに辿り着けないという異常事態が発生しました。
私の半生で既に10回は通っているイベントですが、こんなこと初めての経験です。
以前より諸外国からの参観客も多く、狐の行列は我らが北区王子が唯一世界に誇れる文化だと昨年も説明したものの、今年の状況はさすがにレべチで、お客さんの7割くらいが外国人なんじゃないかという様相を呈していました。
まあ、実際には3割もいかない程度なんでしょうけど、例年と比較して外国人の割合が明らかに多く、圧倒されてしまいました。
海外勢はガタイが良い人が多いので、なおさら狐の行列が見える場所まで漕ぎ着けられなかったです。
地元のお祭りがグローバルにますます浸透しているという事実は王子を背負った一人として感慨深いものがありますが、その影響で地元民として毎年心待ちにしていた狐の行列の参観に今回支障が出てしまったわけでもあります。
世界に知れ渡るというのも功罪相半ばするんですなぁ…と物事の複雑さをしみじみ実感した次第です。
今回面白かったのが、狐の行列を参観しにきている外国人は上で述べたように大挙して押し寄せていながらも、その一方で本体である王子稲荷神社の参拝客の列をみると外国人の割合が見るからに少なかったことです。
日本の神事に興味があって北区王子くんだりまで訪れるほどの熱心な外国人ですから、「初詣」や「お参り」という伝統文化を知らないことは考え難いですよね。
そんでもって、彼らのキャラクター的には、「せっかくだから僕もジャパニーズ・オマイリをエンジョイしていくよ、チップは弾んでおくからねHAHAHA‼」となりそうなものです。
しかし、現実はそうではなく…
あくまで推測ですが、ここには宗教的な理由が背景にあるのかもしれません。
キリスト教やイスラム教は一神教の宗教ですから、日本の神々(王子稲荷神社でいえば豊穣神である宇迦御魂神ですね。)の存在とは教義上相容れないものと思われます。
正直なところ、自分を含めて、狐の行列を参観したり、初詣に出掛けるような多くの日本人は、習俗や行事として参加している程度の感覚でしょう。
しかしながら、それらの本質が神仏に供物や祈りを捧げるという宗教的儀式であることは言うまでもなく(憲法学的な観点からは異なる価値判断も有り得ますが…)、上記のような宗教的立場にある人々からすれば安易に触れてはならないタブーに該当してもおかしくありません。
狐の行列を観覧する程度であればあくまで「観光」の範囲内として容認できるとしても、初詣までやってしまうと積極的に他宗教の神々への信仰を表現することになり、さすがにアウトなのかもしれません。
外国人といっても当然一括りにはできず、個々人によって無宗教の人(割合は少ないと聞きますが)もいれば、緩やかな信仰に留まっている人、厳格に信仰している人などに分かれるはずです。
自身の宗教観のもとでどこまでがセーフでどこからがアウトなのかという線引きについても恐らく人それぞれであり、そんななか一定数の外国人にとってはその境界線がちょうど狐の行列とジャパニーズ・オマイリとの間に存在していたことによって、今回のような現象が生じたのかもしれないですね。
何にせよ、我らが王子の伝統行事が宗派を超えて世界中のピーポーを惹き付けていることは間違いないです。
これからもギネスか何かに載るくらいに、多くの人々に広く愛されて続けてほしいものです。
それはそれとして、来年から王子住み限定のファストパス的なヤツを導入してほしい(切実)
それでは、また。
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