2025年4月25日金曜日

雑談

 みなさま、ご機嫌いかがでしょうか


今週は例によって修習生対応やら何やらでブログをいじってる暇がありませんでした。

金曜午後のスキマ時間でこの文章を練り上げてます。


PCを新調したり、エアコンを清掃したり、髪を切ったり、私生活で色々と動きのある一週間でした。

そして、明日から祖父の卒寿祝いで関西方面に数日帰省してきます。


あっという間にゴールデンウイークが到来しましたね。

みなさんは4月28日の有給を勝ち取れたでしょうか。


勝ち取れた人も勝ち取れなかった人も、ぜひ素敵な週末をお過ごしください。

それでは、また来週ノシ

2025年4月14日月曜日

新風

 みなさま、お疲れ様です。

重大報告が2点。


一つ目、我らが阿部総合法律事務所のホームページがついに落成しました。

私が入所して約1年4ヵ月が経過しましたが、ホームページ上では昨年1月(弁護士1年目どころか生後1ヵ月くらいです。)に撮影したピチピチの新人弁護士だった頃の写真が拝めます。


ホームページ開設と同時にコバンザメ的に始めようと思い立った当ブログでありながら、気付けば21本目の記事となってます。

前座としてはだいぶ粘り腰で場をつないだんじゃないかなと思います。

この素晴らしい功績、真打ちオオバンザメへの昇進も夢ではないでしょう。



二つ目、本日から弊所に第78期司法修習生が弁護修習を実施しにきています。

6月6日までの約二か月間、ひとつでもたくさんのプライスレスな思い出を作ってもらえれば我々としても本望です。


今年はライムが似合いそうなさわやかな青年がやってきてくれました。

事務所にとっても、たいへん清々しく気持ちの良い春の新風が吹き込んでいます。


みずみずしい若人の風圧に吹き飛ばされないように自分も頑張りたいと思います。



修習生対応がありますので、2ヵ月ほどはブログの更新が不規則になったり、記事も短文で済ませたりする可能性が高いです。

ようやく当ブログと外界との繋がりが生じたタイミングでもどかしい状況ですが、まあ致し方ないことでございます。


それでは、今後ともLJK(当ブログの略称、2秒で考えた。)を何卒よろしくお願いいたします。




2025年4月2日水曜日

開幕

 みなさん、こんにちは


先週金曜日から遂に2025年のプロ野球シーズンが開幕し、さっそく劇的な試合が各地で繰り広げられています。

オープン戦を首位で終え、解説者陣からの下馬評でも優勝候補の一角と高評されている我らがファイターズは、西武との開幕カードを3連勝で飾るという圧巻のスタートを切りました。

自分の応援している球団が優勝候補として周囲から扱われる感覚そのものが非常に久方振りで、懐かしいような気恥しいような不思議な気分です。


今年のハムを戦力面から分析すると、栗山政権の終盤頃から未来のファイターズを担うプロスペクトとして積極的に一軍で起用され、当時から随所で片鱗をみせてきた清宮、万波、野村などの若武者たちが、新庄政権下でいよいよチームの主軸として開花したことに加え、ここ数年の主にリリーフを中心とした補強が順調に成功していることもあり、選手層の厚さがパリーグでも上位となっています。

2019年以降、5年ほど大低迷してきたチームでしたが、コツコツと再建を図ってきた成果がようやく結実しつつあるといえます。

栗山前監督の置き土産がしっかりとチームを支える屋台骨として成長してくれたというのが、彼らをルーキー時代から見守ってきたファンとしては感慨深いところです。


もちろん第一にはエスコン移転によって新たな歴史を刻み始めた新庄ハムの集大成でありながらも、その背後には守護霊のように栗山ハムの面影も見え隠れしており、栗山監督時代から本格的にファイターズを応援しはじめた自分にとっては、それはそれはすこぶるエモいチーム状況となっています。



さて、今年のファイターズが一味違うのは間違いないでしょうが、行く手を阻むライバル達も強力です。

西武には結果的に3連勝こそしたものの、昨年までと異なって試合終盤の追い上げが凄まじく、気の抜けない試合ばかりでした。

ロッテはハム同様に開幕3連勝でスタートしており、勢いに乗ると手が付けられない球団なので恐ろしいです。

ソフトバンクは開幕こそ3連敗で出鼻を挫かれた感はありますが、昨日はハム相手に快勝していよいよお目覚めかといった具合ですから、やはり今年も最大の壁として立ちはだかることでしょう。

楽天やオリックスは投手陣が盤石かつ小技も駆使してきて、ウチとしてはそもそも苦手なチームなので、今年こそは取りこぼさないように戦ってもらいたいものです。


今年は久しぶりに開幕から野球が楽しみな1年となっています。

この時期の勝敗などシーズン全体にとってはほとんど参考にはなりませんが、それでも今年は勝ち星が増えそうだという強者のオーラがひしひしと伝わってきているのも事実です。

9年ぶりの優勝・日本一に向けて、ぜひ驀進してほしいですね。


それではまた。




2025年3月28日金曜日

 みなさま、お疲れ様です。


今週から都内の気温がぐぐっと上昇し、日中は25℃前後まで到達する日が増えてきました。

自分はこの記事を、半袖を着ながら冷房のきいた執務室で執筆しているところです。


神保町駅前の桜並木も徐々に開花し始め、今年も麗らかな春の陽気が訪れました。


そして、桜と言えば我が故郷(ではない)北区王子は飛鳥山公園でしょう。

徳川八代将軍吉宗公が江戸庶民の行楽のために植樹したと言い伝えられている都内有数の桜の名所であり、4月上旬には約600本の桜が一斉に開花して、まさに桜花爛漫の絶景が広がります。

休日には屋台なども出店され、おびただしい人数の花見客で大混雑しています。


大晦日の狐の行列と並んで、王子が脚光を浴びられる稀有なシーズンです。

上野や代々木公園も素晴らしいですが、飛鳥山のいい意味で田舎っぽい牧歌的な桜景色もなかなか味があっておススメです。


東京都北区王子1-1-3、ぜひお待ちしております。



話は変わりますけど、明日、知人とビッグサイトで開催される東京モーターサイクルショー2025に行ってくる予定です。

大阪では既に開催が終わっており、口コミではホンダのCB1000Fコンセプトが特に大反響を呼んでいるとかいないとか。

ライダーの歴史は教習車のCB400SFから始まるため、今ではスズキ堕ちしてしまった自分にとってもCBシリーズはある種の聖域のようなものです。

初お披露目となる機体に、期待が止まりません。


スズキ関連ではやはりDR-Z4シリーズが今回の目玉でしょうか。

購入予定は今のところ無いですが、足つきやシートの質感など気にはなっているので、跨らせてもらえる仕様なのであればぜひともチェックしてきたいところです。


それではみなさん、よい週末を。








2025年3月19日水曜日

朝ブリ

 皆さん、お疲れ様です。


今朝の東京はとんでもない天気でした。

起床した時点でカーテンの隙間から差し込む光量がいつもより格段に弱々しかったので、晴天ではないことは一瞬で察しましたが、まぁせいぜい雨だろうなと。


雨の日はバイク出勤ができなかったり靴が濡れたりで、片道50分ほどの通勤が大変鬱陶しいものとなってしまいます。

そんなこんなで起床一番、ブルーな気持ちを抱きながらリビングのカーテンを開けてみたところ

……わぉ、朝からブリザード。


寝ている間にシベリア抑留でもされたかと見紛うような猛吹雪が、王子の街を吞み込んで真っ白に染め上げていました。

札幌在住だった頃はよくある出来事でしたが、まさか東京でこの現象を追体験できるとは夢にも思いませんでした。


昨夜までは雨天の予報だった記憶なので、多くの都民が朝から度肝を抜かれたのではないでしょうか。

東京は雪に対して異様に脆弱なので、普通に考えればこのレベルの降雪だと交通マヒやら何やらで通勤時間帯は大混乱のはずですが、あまりに不意打ちの大雪だったことから、みんなびっくりし過ぎてかえって普段通りの生活をしてしまったのかもしれないですね。


次、この規模で降雪するのはいつになるのでしょうか。

5年とか10年に1回のレベルといっても過言ではない気もします。



ですが、気が付けば大雪はどこかへ。

この記事を書いている夕方頃にはとっくに、嘘みたいに気持ちのいい青空が広がっていました。


雪に起因する大きな事故もなかったようで結構なことです。

通勤道中、バスの車窓から、恐らくスリップして激突したであろう2台のへしゃげた自動車が仲良く路肩に停まっている光景が見えましたが。

過失割合とか揉めるだろうなぁ…


それではみなさん、次の記事でお会いしましょう。





2025年3月14日金曜日

激辛カレーにご用心

 みなさま、ご機嫌麗しゅう


先日、横浜地裁で期日があり、今回は自分が単身乗り込むことになったので、神田駅から京浜東北線を利用して現地入りすることにしました。


去年の12月頃の記事でも横浜地裁の話題が出てきましたね。

当時は最寄りが関内駅であることを知らずにナチュラルに横浜駅で降りようとしていましたが、意外にも横浜⇒関内で6分程かかるので、今思うと時間ギリギリを攻めるタイプの人にとっては結構危うい勘違いでした。


ウチの事務所、最寄りは神保町駅で、多少歩けば淡路町駅や御茶ノ水駅に辿り着くような立地なんですけど、どれも関内駅へのアクセスはお世辞にも良好とはいえない駅ばかりです。

メトロとJRを乗り継いで複数回の乗換えをするくらいならば、京浜東北線一本で行けた方が座れる可能性も高いし快適なのは間違いないので、いっそ思い切って神田駅まで出ることにしたという経緯です。

自転車でだいたい15分程度で神田駅には着きます。


午後の期日だったことから、せっかくですから普段は寄り付かない神田エリアのグルメを満喫してから横浜入りしようと画策し、軽く散策した際に神田駅近辺で見つけたKomi'zというカレーのお店に入りました。


小生カレーを食べるという行為に時と場所は関係ないと心得ております。


店内に足を踏み入れてみるとカウンターが10席ほど、テーブル席が何個か並べられたこじんまりとした空間が広がっており、人のよさそうな金髪のお兄ちゃんがワンオペでせっせと切り盛りしている姿が目に入ります。

順番待ちのお客さんが2人いましたが、お会計中のお客さんも同じく2人いたため、回転は速そうだと思いそのまま並びました。


その間、壁に貼り出されたメニュー表に目を通してみます。どうやらこのお店はオーソドックスな欧風カレーに多種多様なトッピングが特徴であるココイチ系統のお店のようです。

とはいえ、チェーン店がゆえに残念な意味で味の均質化がされてしまっているココイチとは違い、(おそらく)個人店のそれなので、個性的なトッピングの数々がメニュー表には並んでいました。

そのなかでも同店の看板メニューが非常に面白く、白米の上に茹で玉ねぎが丸々1個ドドンと乗っかったインパクトのある写真が目を惹きました。

しかも、大胆にも正真正銘の淡路島産玉ねぎを躊躇なくブチ込んでいるという衝撃のトッピングです。



ワンオペだからか予想よりは待たされましたが、それでも15分ほどで座席に案内されます。

(玉ねぎいっちゃうか…でも肉っ気も欲しいな…)などと心の中で葛藤してたので案内までは体感的にはあっという間でした。


葛藤の末、動物性タンパク質の誘惑には勝てず、から揚げ(なんと1個50円!!)と数量限定のチーズフライ、そして申し訳程度の野菜要素としてハーフねぎをトッピングすることにしました。


そこまでは順調そのもの、何も問題ありませんでした。

しかし、辛さが10倍、30倍、50倍、100倍とあったので、普段のエチオピアと同じノリで50倍を選択してしまったことから事件が起こります。



間もなくして注文したカレーが運ばれてきます。

浅めの大きなお皿に若干赤黒いルーがなみなみと注がれており、ライスの上には追加注文したから揚げとチーズフライがちょこんと座っています。


まずはルーを一口。

これはこれは…ほろほろになるまで煮込まれた牛肉と玉ねぎがしっかりと溶け込んでおり、深いコクのあるカレールーです。


そしてスパイスは苦味系で、こちらもふんだんに使用されているのが一口でわかりました。

スパイスというと刺激!!激辛!!というイメージが湧くかと思いますが、実はターメリックやカルダモンといったカレーには必須級のいくつかのスパイスは苦味の素でもあります。

スパイス系のカレーが独特な風味をしている大きな理由の1つは、スパイスの苦味が日本料理にはみられない味の複雑さをもたらしているからであると個人的に考えています。


インド系のカレーは他にも様々なスパイスや具材を豊富に投入するので結果的に苦みが紛れ、形容し難い味わいになっているケースが多い印象です。

他方、欧風カレーのお店では辛さマシマシ(何十倍とか)にするために特定のスパイスのみをブレンドして作った調味料を大量に追加することが多く、辛くすれば辛くするほどスパイス本来の苦味が分かり易く際立つようになります。

(余談ですが、竹橋にボルツという有名な老舗カレー店があり、そのお店が提供している辛さ30倍カレーもかなり苦味が強かった記憶です。)


自分が注文したカレーも、一口食べた瞬間にスパイスならではの薬草的な苦味が舌にズシリと響きましたので、コイツは結構な分量が使われているなと直感しました。


と、余裕ぶって味の分析をしていられるのも束の間だけでした。

……辛いッ、辛すぎるッッッ!!


数秒遅れで怒涛の辛さが口内を猛追してきます。

大量に投入されたスパイスが味覚を直に殴りつけてくるかのような、暴力的な刺激が容赦なく襲い掛かってきました。


エチオピアやその他カレーの名店、もっと言えば中本などの激辛ラーメン系も渡り歩き、すっかり辛さ慣れしてしまっていた自分にとって、久方ぶりに激辛料理という存在への恐怖を思い出させられた瞬間です。


(やべえよ…ルー特盛にしちまったよ…)という心の声が、玉のような汗となって全身から吹き出します。


一口食べ進めるごとに指数関数的に攻撃力が増幅されていく強烈な辛味と格闘しながらも、スプーンを口に運ぶ手は止まりません。辛さは尋常ではないですが、その辛さに負けないだけの確かな旨味がありました。間違いなく逸品です。

トッピングの揚げ物も出来立てアツアツの状態で提供され、味の濃いルーとの相性も抜群です。

特にから揚げはにんにく醤油でしっかりと下味がつけられており、欧風カレーの味わいとの対比でよいアクセントとなっていました。


胃袋に溶岩を流し込まれているような痛みを伴う熱さに苛まれながら、減量中のボクサーのように汗だくになりながら、黙々と食し、遂には完食です。

皿の底がみえた…その瞬間の達成感たるや、司法試験の比になりません。



無事に完食できたからこそ自信をもって言うことができますが、大変に素晴らしいカレーライスでした。

壁には芸能人のサイン色紙がいくつか飾られており、もともと地上波でも紹介されたことがあるなどの有名店だったようです。

本当に偶然見つけたお店だったわけですが、もしかしたら何かの運命だったのかもしれません。


それにしても今回注文したのは所詮辛さ50倍、さらにその上の辛さ100倍が存在するという事実に戦慄します。

激辛マニアの習性として、自分が食べられる辛さまではさも偉大なことのように自慢げに語るのですが、自分が食べられない辛さになった途端に、それを食べられる人間は味覚障害の頭がおかしいヤツだと貶しだすというものがあります。

いわゆる負け惜しみというやつですね。

それを踏まえたうえで言わせてもらいますが、辛さ100倍を頼むヤツはきっと頭がおかしいに違いありません。


とにもかくにも、素敵なお店をまた一つ見つけてしまいました。

事務所からは距離があるので行ける機会は限られてしまいますが、むしろアキバから近いので休日にラジオ会館とかで遊ぶついでに立ち寄ることができそうです(ちなみに日曜定休)。


このあと時間差でやってきた腹痛にのたうち回ることになるのですが、それはまた別のお話。


それではみなさん、激辛カレーには気を付けてください。



2025年3月3日月曜日

司法修習生考試

 皆様、お久しぶりです。


ここ2週間いろいろとバタバタしており、堂々とブログの更新をサボっていたことを軽くお詫び申し上げます。

そもそも追っかけてくれている読者様がいるのか不明なので、自分は一体誰に謝ってるんだろう…人生って何だろう…という哲学的な問いに直面しますが、我思う故に我ありの精神で頑張ります。


バタバタの理由の一つに、ここ2週間ほど司法修習生が弊事務所で研修していたという事情があります。

前々回の記事でも司法修習生というワードが登場したと思いますが、この時期の修習は変則的なスケジュールで、一週間ごとに弁護士事務所に来たり裁判所に行ったりと神出鬼没になります。

バタバタというと修習生の面倒をみるのに手を焼いていたかのように聞こえますが、実際は非常に優秀で博識な修習生が来てくれたため、不勉強な法律の分野について丁寧に教えてもらったりなど、むしろこちらの方が多くのことを学ばせてもらった気がします。


そんな彼も含め、全ての修習生が、遂に今日から5日間のクライマックスに突入します。


本日から第77期司法修習の司法修習生考試が始まります。

通称「二回試験」というペーパーテスト、ご存知でない方もいらっしゃると思うので簡潔に説明していきます。


まず、みんな大好き「司法試験」とは全く別物という点が重要です。

司法試験は法科大学院修了or司法試験予備試験合格のどちらかを達成することで受験資格が得られる試験で、近年合格率が上がっているとはいえ、未だに屈指の難関試験として多くの人々から畏怖されている法曹登用のための試験です。


ですが、司法試験に合格した瞬間から直ちに弁護士などを名乗れるようになるかといえば、全然そんなことはありません。


世間的にもこの辺りのシステムは漠然と認識されている印象なので一言で簡単に説明すると、司法試験合格後、合格者らは1年間の司法修習を受けることになるのです。

月額135,000円という生存権(憲法25条)侵害スレスレの給付金のみを毎月支給されながら、バイトも原則禁止という自称進学校みたいなルールのもと、法曹にとって必要な実務能力を1年間かけて必死こいて習得することになります。

※司法修習自体についても面白い話がたくさんあるのですが、今回は割愛します。


二回試験というのは、上述の司法修習を総まとめする期末試験のようなものです。

要するに、司法試験に合格すればその瞬間から人生バラ色確定というわけではなく、1年後に再び大きな試験を突破するまでは俺たちの戦いは終わらないのです。

――まさに常在戦場。


ちなみにこの試験、毎年10名前後しか落ちません。

…もしかして名前書けば受かるんじゃないでしょうか?


まあ実際のところ、決してヌルい試験ではないです。

なんといっても「民事裁判」「刑事裁判」「検察」「民事弁護」「刑事弁護」の5科目を、それぞれ7時間半の試験時間で合計5日かけて起案しなければならず、やっていることだけみれば司法試験以上に体力を消耗するベリーハードモードですから。

他方で、設問の難易度としては、1年間の修習に人並み程度に真面目に取り組んだ人間であれば難なく解けるレベルに調節されており、不合格へのプレッシャーという点では司法試験の足元にすら及ばないのもまた事実です。


そういう性質の試験なので、結果的には決してヌルくはないものの、ぶっちゃけしんどいだけで基本誰でも受かるという不思議な試験となっております。あんまこういうこと言うと怒られそうですけど。

早い話が、交通機関の乱れや病気などの外的要因から、「受験すること」そのものにアクシデントが生じてしまった不運な修習生が不合格者の大部分を占めているのだと思います。

司法研修所サイドも、純粋な実力で不合格とすることは極力回避したがっているような印象があります。


ちなみに本番は埼玉県和光市にある司法研修所で受験することになるのですが、修習生たちも万が一の電車の遅延などにビビり倒しているので、試験期間中は和光市駅周辺のホテルに宿泊したりなどの安全策を講じています。

1年のうちで和光市がもっとも潤う期間かもしれません。翔んで埼玉。


さて、説明しだすとキリがないテーマなので、そろそろ撤収しようと思います。


修習生の皆様、今日から5日間、ハードですが頑張りましょう。

バラ色の未来はもう目の前です。


ではまたノシ


雑談