2026年3月9日月曜日

花粉症カムバック

 みなさん

お元気でしょうか?


春爛漫の候、澄み渡る円清に優雅に舞うは鮮やかなる桜の花びら……ではなく、今年は花粉の飛散がヤバいほどに悲惨です。

今年の都内のスギ花粉は例年に比してかなり早期にピークを迎えるようで、2月上旬から飛び始め、3月上旬~中旬のまさに現在がピークとのことです。


私も先週くらいから目と鼻に久しく感じたことのなかった掻痒感といいますか、ムズムズするような感覚をおぼえまして、あの忌まわしい花粉症が地獄の淵から蘇ってきたのかと、失意のズンドコに叩き落されました。


完全に自分語りになってしまいますが、私は高校まではなかなかに重篤な花粉症の持ち主で、例年3月になると常時目から鼻から謎の液体を垂れ流す生き物と化し、時には症状が酷すぎて若干の発熱すらもみられるような惨状でした。


しかし、大学進学と同時に北海道に移住したのを機に、深刻な症状の数々がぱたりと止んだのです。

北海道にはゴキブリと花粉症が存在しない、とは皆さんも度々耳にしたことがあるのではないでしょうか。


正確には北海道はスギが植生していないためスギ花粉症については殆ど心配がないというお話で、その地域的アドバンテージゆえに花粉症もちの人間の比率も本州と比較するとかなり少なく、本州では5割以上であるのに対して北海道では約32%というデータもあるみたいです。


逆に言えば、32%の人が花粉症を患う程度には北海道にも花粉は飛散しており、内訳としてはシラカバ花粉やハンノキ花粉が中心となっています。

残念ながらさすがの北海道といえども、花粉という災厄がまったく存在しないユートピアではないのです。


話は戻って自分の花粉症の件です。

自分はスギ花粉アレルギーなので、スギ花粉のない北海道は絶好の環境でした。


そもそも都内での花粉の時期にはあっちではバリバリ積雪があるので都内暮らしの時とは勝手が何もかもが違うのですが、それはともかく3月にポケットティッシュでカバンをパンパンにしないでも外出ができるという事実に胸が震えました。

花粉という呪縛から解き放たれた自分はまるで部活を引退した後の3年生のような晴れやかな心持ちで春を謳歌していたのです。


その後、司法試験を終えたタイミングで帰京し、また花粉との闘争の歴史を繰り返す羽目になるのかと思いきや、以外にも2023~2025年の春先においては花粉症の不快な諸症状が全くみられませんでした。


自分はてっきり北海道の清涼な空気によって目や鼻の受容体みたいな器官が浄化され、6年ほどかけて花粉症が完治したものと思っていました。

勝ちを確信していた、といっても差し支えないでしょう。



ところがどっこい冒頭の記述に戻り、今これ状態です。

調べたところ、花粉の少ない地域で数年生活したからといって花粉症が完治するという現象は滅多に起こらず(一応そういった事例は無くもないのだとか)、単に去年までは花粉の量が例年より少なかったため症状に気付かなかっただけである可能性が高いみたいです。


しかし、今年は一挙に凄まじい量のスギ花粉が飛散しやがったことから、まるで怪物の封印が解けるかのように自分のなかに巣くう花粉症が目を醒ましたわけです。


完治したと空喜びしていたのが実際にはまったく治ってはいなかったという状況には、ホラー映画のラストで除霊されたかと思われた悪霊が一瞬だけチラッと画面に写って終了した時のような恐怖感をおぼえます。



まあ大変なのは自分だけではないですし、アレジオンなどの助けを借りながら奮闘(粉闘?)するしかないですね。


スギの季節は4月下旬頃まで続くようです。

ただ、今年は現時点まででかなりの量がまとめて飛散したため、今後は緩やかな飛び方になるという予測もあります。


この記事をお読みの皆さんのなかにも花粉症に苦しむ人が多くいるかとは思われますが、ゴールデンウィークあたりまでティッシュ片手にともに頑張りましょう。


それでは、また。

はっくしょん!!


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