みなさま
12月がやってまいりました。
ここまでくれば、忘年会やら大掃除やらでわちゃわちゃしている間に気付いたら大晦日です。
大昔の日本では12月は僧侶(師)が読経や仏事で慌ただしく走り回る時期であったことから「師走」という名称が生まれたらしいです。
現代では「師」に限らずサラリーマンも自営業も揃っておおわらわな時期なので、「皆走」といった方が正しいかもしれません。
自分はと言えば、いやしくも「師(せんせー)」と呼ばれるお仕事をしているものの、先月後半からスタートした国選の刑事事件が先週末で無事終了したこともあり、ここから年末年始にかけては比較的落ち着いた状況を過ごせそうです。
「師走」ではなく「師歩」でいけそうです。
先々週の出来事ですが、休日に葛飾区にある水元公園という観光地にいってきました。
小合溜井という準用河川(法定外河川のうち市区町村長が指定・管理するもの)を中心に据え、その両岸に遊歩道や運動場などを敷設した23区最大規模の公園だそうです。
夕方の冷え込む時間帯であってもたくさんの人で溢れかえっており、大きな賑わいをみせていました。
この時期は何よりも川沿いの紅葉が素晴らしい見応えであり、自分もそれ目当てで訪れた次第です。
穏やかな川の両岸に広がる木々の紅葉は、まるで北欧の湖畔にワープしたかのような異世界感があり、よもや東京(しかも葛飾区)の一画だとは思い難い光景です。
陽光と静寂のなか、木々の隙間から今にでもカバの妖精が現れそうな雰囲気でした。
その筆舌に尽くし難い美しさを皆さんにも共有すべく、今回初めての試みとして写真を掲載してみます。
写真の配置が自由に変更できないので、とりあえず縦に並べています。やり方を勉強しなきゃですね。
ムーミンは見つかりませんでしたが、その代わり川には大量の水鳥が生息していました。親子で上陸して可愛らしく遊歩道を横切るシーンにも出くわしました。
いかがでしょうか。
紅葉以外にも桜や花菖蒲の時期にも大変見どころが多い公園だそうです。
都内にこのような穴場があったとは驚きです。
都心からのアクセスはぶっちゃけ微妙ですが、一応近隣に電車とバスが通っているので、時間のある日にまったりと訪れてみてはいかがでしょうか。
自分はバイクで簡単に行ける距離なので、今後も時折通ってみようと思います。





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