みなさま、保湿してますか?
昨日、久方ぶりに帰宅時に雨に降られました。
バイクの運転に支障が出ないレベルの雨量ではありましたが、雨天では道路の白線やマンホールが途端に無慈悲な化け物にみえてくるので、片道10キロ程度の道のりでも命がけとなり精神が摩耗します。
それはそれとして、雨というものをかなり久しぶりにみたなぁという感覚にもなりました。
過去記事を遡ると昨年11月20日に、冷雨のなか濡れながら通勤する哀れなバイク乗りの記事が投稿されておりましたが、体感的にはその日以来の降雨であるかのような気がします。
いや、年明けにも一回降ったかな…どうだっけ…
とにかく冬場は、前回はいつ降ったかの記憶もおぼろげになるほどに、滅多に雨が降りません。
これは冬季は北西(シベリア高気圧)からの季節風がメインとなり、その風が運んできた水分が日本列島中央部の峻厳な山々にぶつかることで日本海側に雪を降らすため、太平洋側に大気がやってくる頃には湿気の大半が失われた状態となっているからだそうです。
これ一番かわいそうなの日本海側じゃん。
例年豪雪で大変そうですが、ふぁいと、おーなのです。そのうち春になりますよ(他人事)。
そのうえ低気温では空気中の飽和水蒸気量も少なくなることから、ますます空気が乾燥します。冬場に口唇がこのブログの背景みたいに砂漠化するのはこのようなメカニズムに基づいているのですね。
冬の乾燥がもたらすデメリットはそれどころの騒ぎではなく、暖房機器からの火災リスクの増大もさることながら、特にインフルエンザ等のウイルスの活性化が何よりも恐ろしいです。
冬はクリスマスや忘年会、お正月など楽しいイベントが集中する季節ですが、それと同時に活性化したウイルスを被弾しないで生き延びられるかのロシアンルーレットでもあるわけです。しかも年末年始は病院もさすがにお休みのところが多く、感染して高熱でも出た日には絶望するしかないですよね。
また年が明けてすぐのタイミングに大学入学共通テストという少年少女たちにとって絶対に負けられない戦いが控えており、誰しもが感染防止の道のりから一歩でも踏み外せば奈落へと落ちていく、まさに綱渡りの季節です。
予防接種を受けたり基本的な感染対策を励行していても罹る時は罹るというのが本当に理不尽ですが、ウイルスさん側も生きるために必死なのでまあ大目に見てやりましょう。
閑話休題。
一昨日にはガザ地区での戦闘が停戦され、本日はトランプ氏の大統領就任といったように、ここにきて国際情勢が大きく変動してきております。
そのなかでも、今わたしが最もホットだと個人的に感じているのは、現在中国で猛威を振るいつつあり「第2のコロナ」とも称される…
ヒトメタニューモウイルス感染症 です。
※最低限の情報は得ておくべき話題だと思いますので、まず最初にYahoo!ジャパンニュースのリンクを貼っておきます。必読レベルです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/558abffaa5ad90efd2a67660fcf3f6ad7efac155
海の向こうで未知のウイルスが流行しているらしい…といった程度の対岸の火事として傍観している現在の雰囲気、新型コロナ初期の光景を思い出します。
他方、コロナと比べると毒性がかなり低く、また20年以上前に発生したウイルスであることから既に集団免疫を獲得しているコミュニティも多いといった楽観的な意見もあるため、実際のところコロナの時と同視しうるかはよくわかりません。
記事にもありますが、旧正月で中国人観光客がたくさん流入してくることは必至なので、もうじき国内でも感染が勃発・拡大しはじめることでしょう。
毒性が低くても、それ相応の風邪症状が出る以上は感染しないに越したことはないです。
それに、国外から持ち込まれた変な病気が流行するという、平穏な日常を侵食してくる出来事に対する本能的な忌避感も、社会にとっては結構マイナスに作用すると思います。
医療や防疫について素人の自分には行く末を見届けることしかできませんが、なるべく大事にならないようにみんなでお祈りしましょう人(-_-;)
それではみなさん、お元気で。