みなさま、お久しぶりです
ゴールデンウィーク終わっちまいましたね。
私は体調不良との闘いで大半を費やしてしまい、楽しみにしていたラーメン屋巡り計画が幻と消えてしまいました。
そんな状況でしたが、不幸中の幸いで一軒、徳島ラーメンのお店だけは訪問することができました。
ちょっとだけご紹介します。
西早稲田にある「うだつ食堂」というラーメン屋さんです。
濃い味こってりの豚骨醤油スープに、歯応えのあるモチモチの細麺、具材にはしっかりと甘辛く味付けのされた豚肉とシャキシャキの白ネギが豪快に盛り付けられ、極めつけには徳島ラーメンのシンボルである生卵が日本国旗よろしく中央に配置され、圧倒的な存在感を放っています。
ラーメンといえば具材と麺は別々に楽しむものというイメージが一般的かもしれませんが、それとは対照的に、徳島ラーメンは全てが渾然一体となって楽しませてくれるタイプのラーメンだと思います。
生卵の溶けたとろみのあるスープを媒介として、具材と麺が絶妙なハーモニーを奏でます。
体感としてはラーメンよりもカツ丼や親子丼のほうが近いかもしれません。
そうすると、セットで半ライスを頼んだ場合は、カツ丼をおかずにライスを食するような状況になるのでしょうか。
お好み焼きでお米を食べるよりも難易度が高そうですが、実際には濃い味付けのラーメンはご飯との相性もバツグンでした。
西早稲田という好立地ですので、ぜひとも皆さん一度味わってみてください。
話は変わりますが、前回記事でも予告していた通り、4月末に祖父の卒寿祝いで大阪に帰省していました。
それ自体は無事終了しましたので脇に置いといて、帰路のお話を少々したためます。
祝会には両親も参加したため、新幹線代を浮かせるべく、東京へは3人まとめて自動車で帰京することにしました。
両親がトヨタのルーミーというミニバンを昨年購入しており、自分と父親が交代で運転することになりました。
バイクは日夜ぶぉんぶぉん乗り回している自分も自動車は完全にペーパードライバーなので一体どうなることやらという感じでしたが、平日ゆえに交通量も少なく、新東名の120km/h区間も含めて大きな事故もなく生還することができました。
まあこの記事を書いている時点で当たり前の話ですけどね。
ルーミーという自動車、巷でもよく言われているネタですがとにかくパワーが貧弱です。
自分のカタナと同排気量ながら馬力は半分以下なので、車重差も相俟って、冗談抜きでウサギとカメよりも速度差があるレベルです。
安価なミニバンというコンセプトの車種なのでパワーが犠牲になるのはある程度仕方ないとしても、高速道路を走る手段としては心許ないかもしれません。
ベンツ様やアルファード様などの格上の車種を追い越そうなんてもってのほかです。
そこがバイクと比較したときの明確な弱点であり、ストレスの原因でしたね。
それでも自動車ならではの利点に気付いた部分もあります。
帰りはもともと雨天予報で、実際に土山辺りから雨が降り始め、愛知県に入る頃には土砂降りとなり、首都高を走って北区に帰宅するまでの間もずっと降雨が続きました。
であるにもかかわらず、驚くことに、なんと身体も荷物も全く濡れていないのです。
――免許取得以来の衝撃でした。
公道デビューして早3年、雨の日というのは全身ずぶ濡れで靴下までグショグショにしながら心を無にして運転するものだと当然のように思い続けてきましたが、自分以外はこんな快適な空間に包まれて移動していたとは驚愕の事実です。
どうしてみんなはバイクじゃなくて車に乗りたがるんだろう…?という幼少期からの永遠の問いかけに対して、鮮烈なアンサーが叩きつけられた瞬間でした。
ただまあ、それでも自分はバイクを選びますけどね。結局。
それではみなさま、お元気で。