みなさん、こんにちは
先週金曜日から遂に2025年のプロ野球シーズンが開幕し、さっそく劇的な試合が各地で繰り広げられています。
オープン戦を首位で終え、解説者陣からの下馬評でも優勝候補の一角と高評されている我らがファイターズは、西武との開幕カードを3連勝で飾るという圧巻のスタートを切りました。
自分の応援している球団が優勝候補として周囲から扱われる感覚そのものが非常に久方振りで、懐かしいような気恥しいような不思議な気分です。
今年のハムを戦力面から分析すると、栗山政権の終盤頃から未来のファイターズを担うプロスペクトとして積極的に一軍で起用され、当時から随所で片鱗をみせてきた清宮、万波、野村などの若武者たちが、新庄政権下でいよいよチームの主軸として開花したことに加え、ここ数年の主にリリーフを中心とした補強が順調に成功していることもあり、選手層の厚さがパリーグでも上位となっています。
2019年以降、5年ほど大低迷してきたチームでしたが、コツコツと再建を図ってきた成果がようやく結実しつつあるといえます。
栗山前監督の置き土産がしっかりとチームを支える屋台骨として成長してくれたというのが、彼らをルーキー時代から見守ってきたファンとしては感慨深いところです。
もちろん第一にはエスコン移転によって新たな歴史を刻み始めた新庄ハムの集大成でありながらも、その背後には守護霊のように栗山ハムの面影も見え隠れしており、栗山監督時代から本格的にファイターズを応援しはじめた自分にとっては、それはそれはすこぶるエモいチーム状況となっています。
さて、今年のファイターズが一味違うのは間違いないでしょうが、行く手を阻むライバル達も強力です。
西武には結果的に3連勝こそしたものの、昨年までと異なって試合終盤の追い上げが凄まじく、気の抜けない試合ばかりでした。
ロッテはハム同様に開幕3連勝でスタートしており、勢いに乗ると手が付けられない球団なので恐ろしいです。
ソフトバンクは開幕こそ3連敗で出鼻を挫かれた感はありますが、昨日はハム相手に快勝していよいよお目覚めかといった具合ですから、やはり今年も最大の壁として立ちはだかることでしょう。
楽天やオリックスは投手陣が盤石かつ小技も駆使してきて、ウチとしてはそもそも苦手なチームなので、今年こそは取りこぼさないように戦ってもらいたいものです。
今年は久しぶりに開幕から野球が楽しみな1年となっています。
この時期の勝敗などシーズン全体にとってはほとんど参考にはなりませんが、それでも今年は勝ち星が増えそうだという強者のオーラがひしひしと伝わってきているのも事実です。
9年ぶりの優勝・日本一に向けて、ぜひ驀進してほしいですね。
それではまた。